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ヘルパーT細胞/キラーT細胞検査

ヘルパーT細胞/キラーT細胞検査でわかること

本検査は、T細胞をさらに詳しく分類して、ヘルパーT細胞とキラーT細胞の割合をみる検査です。ヘルパーT細胞の割合の高低により、細菌やアレルゲンに対する免疫反応性の強弱を知ることができます。猫ではヘルパーT細胞の異常な減少は、猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)感染により起こることが知られています。キラーT細胞の割合の高低により、がんやウイルス感染に対する免疫反応性の強弱を知ることができます。ヘルパーT細胞、キラーT細胞のどちらかの割合が異常な高値を示した場合には、それらの細胞の“がん”が疑われます。

細胞説明

ヘルパーT細胞は病原体やアレルゲンを認識し、免疫を活性化するT細胞です。キラーT細胞はがん細胞やウイルス感染細胞を抗原特異的に認識し、それらの細胞を攻撃・排除するT細胞です。

検査方法の概要

血液中のリンパ球の中で、ヘルパーT細胞に発現しているCD4、キラーT細胞に発現しているCD8に対して、それぞれ検出抗体を結合させフローサイトメトリーにより検出します。

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